扁桃腺は、口腔内に細菌やウィルスが侵入するとそれを退治し、その結果の死骸が随時排出されるのですが、長く輩出されずにたまってしまい塊となると膿栓になります。
扁桃腺には小さなくぼみがありますが、人によってこのくぼみが大きいと膿栓がたまりやすくなります。扁桃腺の形は個人差があり、また、左右でも形が違います。
扁桃腺が炎症を起こし、絶えず細菌やウィルスと戦っている状態になると戦った多くの死骸が自然に排出されず膿栓が出やすくなるのです。
また口呼吸が習慣になっている人や唾液分泌が少ない人は、細菌がそこにとどまりやすくなるため膿栓もたまりやすくなります。
季節でも、冬は空気が乾燥し、細菌の付着した塵やほこりが舞い上がりやすくなるため、膿栓の量が多くなったり大きめの膿栓が形成されることも多くなってきます。
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