口腔内が渇きやすい人は、細菌がそこにとどまりやすくなるため、膿栓もたまりやすくなります。
口呼吸が習慣になっている人は、鼻呼吸を心がけることも膿栓の改善策になります。
鼻呼吸をすると、のどへの直接的な細菌の侵入が防げます。マスクの着用が多い昨今、鼻が詰まりやすい人は、特に口呼吸になり、口腔内が渇きやすくなるので、耳鼻科に相談してみましょう。花粉症などアレルギー疾患がある方は、点鼻薬の使用も必要かもしれません。
膿栓がたくさん出て、のどに異物感や異常感がある場合は、耳鼻科で取り除いてもらうことも一つの方法です。ただ、膿栓ができるたびに取る習慣になってしまうと、永遠に膿栓除去に通わなくてはならなくなります。1回の処置で改善する場合もあるかもしれませんが、何度も繰り返されることになるのです。
自分で強引に綿棒などで膿栓を取り除こうとすると、扁桃や粘膜を誤って傷つける恐れもあります。膿栓の除去は耳鼻咽喉科での処置が安心です。
膿栓を見つけると不快になってしまうこともありますが、膿栓はだれにでもできるものでもあります。健康を害することはないので、あまり無理に取り除こうとしないようにしましょう。
また、膿栓が気になる場合は、できないような予防が大切です。
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