Q.小学生の時に友達に臭いと言われ、ずっと口臭が気になっています。

当院の口臭治療に来られる患者様の多くが、気になりだしたきっかけを聞くと、小学校から中学にかけての他人からの口臭指摘です。

小学校高学年から、女の子は胸も膨らみ生理も始まって女性の体形になっていきます。

また、男の子は声も変わり、ひげも生えてきて男性の体になっていきます。

成長ホルモンも強く働いている時期です。 確かにそんな時はホルモンの状態によっては、体臭が出る場合もあれば、口臭が出る場合もあります。また、それまでは親の管理下だった状態が、ちょっと1歩外に出て友達との付き合いが広がる時期になったり、相手の反応を見たりするようになる成長の過程でもあります。


そんな時に友人に指摘を受けるとナイーブな性格の人は特に、心に傷を負ってしまいます。 実際はなぜそう言われたのか、食べ物のニオイが残っていたのか、口呼吸をしていて口が渇いていたのか。今となってはわからないのですが、言われたことは鮮明に覚えていて、それが目に見えないし、他人に気軽に相談できないので、どんどん不安になっていきます。 今は臭くないと誰も言ってくれないので、目安もなく、常に自分は臭いのではと不安が膨らんでしまうのです。 この状態は、口臭症を発している状態なので、自分では解決できず治療が必要です。