Q.口臭症はどんな症状なのでしょうか?

A:「口臭症」は口臭が気になっていつも口臭のことを考えたり不安が持続して、実際に口臭が起こるようになった状態の病気です。

「緊張時口臭」と呼ばれる状態で、誰であってもしばしば起こるのですが、気にするようになると、「臭い」という表現に敏感になり、他人のしぐさが気になったり、口の中が不快になったりして常に口臭のことを考え不安になるたびに、実際に口臭が起こるようになります。

気にしていない人にも起こります。

不安がゆえに周囲の人と話ができなくなったりコミュニケーションが取れなくなり、引きこもりや不登校になることもあります。

不安が持続することにより、精神的な問題にまで発生することもあるのです。


過剰な不安を起こさないために、不安を感じた時に信頼できる誰かにニオイのチェックを受けることが重要になるのですが、「臭い」ということが精神状態の不安を増強してチェックを受けるにも勇気が必要だったりします。

生理的口臭は誰でも時々起こるものですが、その状態に不安が強くなり、コミュニケーションを起こすようなことがあれば、早急に口臭症治療を受ける必要があります。