Q.口の中が苦かったり酸っぱかったりするのですが。

A:どんな人でも、しばしば口の中の不快感を感じることがあります。

なんか、ちょっと酸っぱいような苦いような・・・

そんな感覚を抱いたときでも、それが通常の会話で相手に伝わるかどうか、もし伝わっていたとしても一時的で、そんなに問題にせず済んでしまいます。

 

ただ、このような不快感を感じて、常に口臭が不安になっている場合は、自分が自覚すると同時に相手にも伝わっている可能性も出てきます。 不安を持ち続けることにより、普通、人が気にしないような感覚でも敏感になり、不快なたびにもっと不安になり、よりその感覚が増すといったような負のスパイラルが起こってしまいます。

 

♤苦いとき

不安感や緊張が続くと、口の中に存在する飽和状態になった口臭ガスが舌の上の唾液に溶け出し苦みを感じることがあります。そんなときは、すぐ口に水を含み、そのまま、舌の表面を上あごの天井にすり合わせたり、左右に動かしたりして水を飲み込みます。

飲み込むときに味が感じなくなるまでその運動を繰り返します。

 

♤酸っぱいとき

食べ物や飲み物によって引き起こされることが多い状態です。

飲食物の摂取後は、しばらくすると、それが分解され口の中が酸性に傾くのですが、もともと唾液の分泌量が少ない人や、中和能力が少ない人は、食べかすや飲みかすが舌の表面に残った状態になり、口の中の酸性状態が続いて酸っぱく感じたりします。

苦いときと同じように水を口に含み舌をいろいろ動かし口の中を中和するようにします。

 

新鮮な質の良い唾液が早くよりたくさん作れるようにすることが大切です。