Q.おならが臭いのですが、口臭と関係していますか?

A: ふだん、生活の中でニンニクを食べたりアルコールを飲んだりして口臭が出ます。血液中にありとあらゆる代謝産物が含まれ腸管内ガスが影響を受けるのです。

腸管での異常なガス発酵が起こり呼気臭気に反映されてきます。

食生活習慣や生活習慣、精神的状態により生理的口臭も異なってきます。

消化管の状態によって空腹時に空腹時口臭が起こるように消化器の状態と口臭は密接な関係があります。


消化器の状態がいい時にはおならが出てきますが、状態が悪くなるとおならが出にくくなります。また、おならの量は精神面での影響も受けます。精神的なストレスを感じたときは、無意識に唾液を飲み込む動作が増え、無意識に一緒に空気を飲み込み腸にガスが溜まりやすくなるのでおならが出やすくなります。

 

空気が胃腸にたまると腹部の膨満感が起こり、げっぷやおならがよく出るようになります。これは呑気症の症状です。 口臭が気になると同じように精神的ストレスの影響を強く受けるようになるので、緊張時の口臭が起こりやすくなります。上記のようにおならも口臭も精神面の影響を受けるという点では同じ事が言えるのです。

 

また、おならのニオイはその人の食生活の影響も受けますし、加齢により胃腸の機能が衰えてくると食べ物の消化機能も悪くなるので胃や腸に残り、ガスの発酵が進み、ニオイのきついおならや便になることがあります。