なぜ口が臭うのか?

口臭は、剥離上皮細胞・唾液などの分泌液・血球成分・食物残渣などのタンパク質が、細菌によって分解される過程で発生します。(口に中にある嫌気性細菌が食べかすや剥がれ落ちた粘膜、血液成分などのたんぱく質を分解し、原因となるニオイ物質を発生させます) これらのニオイ物質として、揮発性硫黄化合物・アンモニア・アルコール・低級脂肪酸・アミン類・インドールなどまた、血液中の臭気成分が肺におけるガス交換の際に呼気中に放出される呼気臭もあります。飲酒に伴うアルコール臭・ニンニク摂取によるニンニク臭・薬剤の服用による薬剤臭などに代表され、病的な臭気として糖尿病によるアセトン臭・肝疾患に伴うアミン臭・腎疾患によるアンモニア臭が挙げられています。